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【香港UPDATE】2025年4月1日(2)

2025年3月30日、啟德空港100周年を記念して、キャセイパシフィック航空CX8100便がビクトリア湾を低空飛行した。

月給中央値が2万500HKドルに

香港政府統計処によると、2024年第4四半期の従業員月給中央値は2万500HKドル(約39万7,400円)で、前年比3.6%増です。金融・教育業が突出しており、特に「金融・保険」「教育・公共行政」が3万2,800HKドルで最高です。男女差は5,300HKドルで、男性は2万3,400HKドル、女性は1万8,100HKドルです。年齢別では35~44歳が2万3,800HKドルでトップです。学歴別では大卒以上が3万1,300HKドルと高く、職種別ではマネジャー・専門職が3万1,600HKドルです。時給中央値は82.9HKドル(3.5%増)で、最低時給は今年5月から42.1HKドルに引き上げ予定です。勤務時間は43.4時間に微増しています。(香港政府統計処

香港産AI「港話通」年内利用可能か

香港政府創新科技・工業局の孫東局長は25日、スマートフォン向け生成AIアプリ「港話通」を年内にも提供開始すると明らかにしました。「港話通」は、政府支援の「InnoHK」傘下の生成AI研究開発センター(HKGAI)が開発した大規模言語モデル「HKGAI V1」を採用しています。この「HKGAI V1」は、中国本土のスタートアップDeepSeekのLLMをファイン・チューニングしたAIモデルです。2024年半ばには、政府部門向けに文章草案作成を支援する生成AIサービス「港文通」の試験運用を開始しています。孫氏によりますと、今後は動画制作や作曲に特化したサービスも提供する予定です。(香港政府創新科技・工業局

香港・捜索救助隊がミャンマーへ出発

2025年3月28日、ミャンマーのサガイン地域でマグニチュード7.7の地震が発生しました。震源はマンダレー近郊で、深さはわずか10キロと浅く、激しい揺れが地表を襲いました。ミャンマー軍事政権によると、死者は1,700人を超え、3,400人以上が負傷、数百人が行方不明です。特にマンダレーでは建物が崩壊し、道路や橋が寸断され、救助活動が難航しています。隣国のタイ・バンコクでも、建設中の高層ビルが倒壊し、17人が死亡するなど影響が広がりました。中国雲南省でも住宅被害が報告されています。

香港特別行政区政府は、捜索救助活動を支援するため、3月29日午後にミャンマーの地震被災地へ51名の捜索救助チームを派遣しました。消防局副局長のチュー・ユコックさんが率いるチームは、消防士、救急隊員、消防ワークショップの職員、保安局、移民局、香港特別行政区の職員を含む40名の消防局メンバーなどで構成されています。チームは2匹の捜索救助犬を連れており、生命探知機、石材切断機、ネットワーク接続を提供する自動衛星追跡アンテナシステム、メンバーの生活必需品など約9トンの装備も携行しています。ミャンマーに到着後、チームは現地の救助隊と合流し、捜索救助活動を開始します。(香港政府

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この記事を書いた人

香港大好き20余年。マラソン超遅ランナー

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